パロのお披露目会

2023年、アメリカのシカゴと大阪市が、姉妹都市提携50周年を記念し、シカゴから大阪市へパロが寄贈されました。

 そのパロが大阪市の特別養護老人ホームに迎えられ、2024年3月1日、パロのお披露目会が開かれました。

こちらの特別養護老人ホームの施設長、ケアマネジャーがオンライン開催のパロ・ハンドラー研修会を受講してくださり、施設でのパロの活用をよりよくしたいとのことで、お披露目会にご招待してくださいました。 

当日は豆助と伺い、まずはパロ・ハンドラー研修会を受講してくださった施設長、施設ケアマネ、フロアリーダーとご挨拶。

復習を兼ねてのパロの動かし方、今後パロクリニックにかかる時に必要なシリアルナンバーの場所の確認。パロクリーナーを用いた手入れ方法、導入するにあたっての注意点をお伝えしました。

パロはスタッフが主導で使用し、週2回〜3回、30分位の触れ合いでも充分に変化が現れるので、利用者に渡しっぱなしにせず、ダラダラと使用しないことが、長く共に過ごすコツであることもお伝えしました。

また、入居者様だけでなくスタッフのストレス緩和等にも活用できるので、みんなで育てて欲しいことをお願いしました。


その後、これから新たなパロちゃんが暮らすフロアへ豆助も共に移動し、お披露目となりました。

「あら可愛い 」とお声をかけてくださる方に「抱っこしてみますか?」とお渡しすると「昔、わんちゃん飼ってたの 可愛いね。お名前は?あらまだなの?何が良いかな?」とニコニコ しながら話しかけてくれる方、こんにちは 」と言いながら何度もパロちゃんにキスをされる方、手が拘縮しつつある方は、ゆっくりと手を伸ばし、抱っこに挑戦して満面の笑顔を見せてくださいました。

そして、たくさんパロちゃんに語りかけ、たくさん笑っていました。

その姿をスタッフが見て「この方のこんな笑顔と話しができる姿、今まで見たことなかったです!」と言われて、こちらもびっくりでした。

 

そこから、スタッフの方たちがパロ達を紹介していく形が少しずつ変化していき、興味を持ってもらうためには?また独り占めにならないためには?と考えながらの声かけや動きへとなっていきました。

素晴らしい 

これから、パロとコミットする方を見ていき、グループ分けをしてパロとの触れ合いを展開していくか?どのような変化を記録していくか?をフロア内で話し合いながら進めていくこととなりました。

 

一度では入居者様への声の掛け声などスタッフも不安なので、再度レクチャーしてほしいと依頼もありました。

長く共に暮らしていただきたいのでこれからも、協力していきたいと思っています。

 

現在パロがいるけれど、うまく活用できないなあ今後パロを導入したいけれど、どうしたら良いのかな?と思われてる方、ご相談に応じますので、ハッピーネットの方へご連絡くださいね。


「超ECO祭に参加しました!」

ECOといっても環境の方ではなく、

 

環境のECOと同様

 

ECOといっても環境の方ではなく、環境のECOと同様

医療のECOもあるのをご存知ですか?

「限りある医療資源を大切にし、国民一人ひとりが医療に優しい活動を行うこと」

ここでの医療資源とは?

「ヒト」医療従事者

「モノ」医療機器 くすり

「カネ」財源を指すと

同志社大学商学部 瓜生原 葉子先生の『医療のエコ活動』ホームページの初めに出ています。

くわしくはこちら


115日、イオンモール ナゴヤノリタケガーデンで開催された「超ECO祭」

ハッピーネットのブースの来場者は150人を超えました😃

親子で来場された方が多く、ふれあい体験やクイズに挑戦していただき全問正解された方には、新しいバージョンとなった「ポストカード」をプレゼント!塗り絵も大人気で、用意した机が満員御礼となることもありました。 

ハッピーネットの会員であり、昴くんと共に暮らす柔道選手の土屋美奈子選手にも、応援メッセージをお願いしたところ、たくさん方がメッセージを書いてくださいました。


プチセミナーでは、堀代表から15分間の海外では「医療機器」として活躍するパロたちの活動や、その根拠となるデータ等のお話もあり、大学院生や親御さんたちが熱心に聞かれていました。

ふれあい体験では、パロたちが、「しゃちほこ」や「ウインク」を披露し、お子さまだけでなく、親御さまにも大人気でした。

なかには「ぱろちゃんとの おわかれがさみしい。。。」と泣いている

お子さまもいて、パロトレーナーたちも胸がキュッとなりつつ、

 

名古屋大学博物館にパロたちがいることをお伝えすることもありました。

こうして、さまざまなイベントが再開されて、直接パロたちとふれあう機会が増えてきたことにとても感謝しています。

 

(写真は了承を得て掲載しております)



パロレンジャーがウェルフェア2023に登場!

20235月25日から27日まで

吹上ホールで開催された「ウェルフェア2023

 

その中の介護ロボット企画にパロレンジャーのブースが登場しました。

来場者数は なごや福祉用具プラザによると

1日目 2,564

2日目 2,608

最終日 1,800名  総数 6,972名!!

 

3日間、学生さん達がたくさん来場されました。

お話を聞いてみると、授業の一環でレポート課題が出ているとのことでした。

スタッフの説明を聞きつつ、パロを抱っこして最後には資料をたくさん持って帰ってくれていました。

未来の医療従事者や福祉関係の仕事に就く方達。

パロは介護のテキストにも掲載されているとも教えてくれました。

 詳しくはハッピーネットのブログに載せていますので、あわせてそちらもお読みください。



スリランカの貧しい家庭の子ども達に、文房具とパロ・ポストカードを送りました。

スリランカの経済危機を知り、Van der looij Educational and social services welfare 財団が運営するスリランカの学校 Van der looij school 

この学校にハッピーネットから 文房具とアザラシ型ロボット・パロのポストカードを送りました。

6月23日、スリランカに仏教が伝来したセレモニー(たぶん、6月満月のポソンという仏教の伝来のお祝い)で子ども達に配ってくれました。

子ども達は They were very happy. They say thanks to you. 

They say it very great because hard time they got it. と言って喜んでいてくれたそうで嬉しいです。

ところで、昨日のニュースでスリランカの首相が「われわれは今、燃料、ガス、電気、食料の単なる不足を超えた、はるかに深刻な状況に直面している」とし、「経済は完全な崩壊に直面している」と語っていました。現地の暮らしがどうなっているのか、詳しいことはわからないのですが、首相のコメントから、厳しい状況が伺われます。 

日本から簡単に寄付ができるサイトを下記にピックアップしました。

ぜひご協力をお願いいたします。

チャイルドファウンド・ジャパン

ピースウイングジャパン

特定非営利活動法人パルシック

この学校に直接寄付をされる方は

連絡先

氏名: Banagala Gunarathana

住所: Senehasa senior home hospital, Makoto Tsunodaurugoda Road, Baddegama 80200, Srilanka

電話番号:+94776729893

名古屋大学博物館には、第8世代の白とゴールドのパロちゃんがいます。

この度、パロの開発者柴田博士より、

第9世代のグレーとピンクのパロちゃんが贈呈されました。   

展示されているパロちゃん達で、全色揃ってるのって、そうないのでは⁉️ 

みんなで「ちゅっちゅ」してる姿はとても愛らしく愛おしい。 

4体揃っての展示はすでに始まっており、お子さまたちに大人気とのことです。  

今回は第8世代のパロちゃん達に、さらに元気になるよう、ニッケル電池も贈呈されたとのこと。

博物館の方が、電池交換に四苦八苦されたようです。

「お腹を開けて、まるで手術しているようでしたが、無事成功しパロが元気になりました 」と話してらっしゃったとのことでした。

さて、名大博物館のパロちゃん達の名前を募集するとのことですよ 。

展示場所に、投票箱を設置されるそうです。

あなたが名づけ親になれるかも 

 4色オールカラーのパロちゃん達が、皆さまをお待ちしています  

名古屋大学博物館 開館時間は10:00~16:00(入館は15:30まで)となっています。(日・月曜休み)

開館後のロボット・セラピー アザラシ型ロボット「パロ」はお食事タイムです。

 

CATVで放送されました

セラピー用ロボット「パロ」の開発者の柴田崇徳先生の母校 名古屋大学構内にあります、名古屋大学博物館(古川記念館)の人気者の「パロ」達に会いに行ってきました。

 

こちらにいる「パロ」は第8世代 動いている時間が短く、来館者の期待にお答えして、充電器を加えたままの状態で来館者を出迎えていました。

子供たちにも大人気のようで「名古屋大学博物館 おしえて博士」コーナーでは

・わたしはパロが大すきです。どうしたらいつもあえるようになりますか?

・パロちゃんはものをたべますか?たんじょうびはいつですか?

 あるきますか?パロちゃんはなんさいですか?

 

などなど 素朴な質問がでていました。

堀先生は博物館のパロたちの健康診断 

 

触覚センサーや明かりの認識、おしゃべり度合の確認。元気なパロ達でした。

20218月にJRMJournal of Robotics and Mechatronics)にサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)でのパロを使用したケーススタディの論文が掲載されました

Use of Robotic Pet in a Distributed Layout Elderly Housing with Services: A Case Study on Elderly People with Cognitive Impairment」(和訳タイトル:分散型サービス付き高齢者向け在宅での Robotic Pet 利用の試み:認知機能障害を持つ人のケーススタディ) 論文のダウンロード件数が、JRMの全体の論文の中で、9月は5で、10月は311月は5で、12月は6位4か月連続でベスト10に入っていました。

JRMは、インパクトファクター080.9ほどの雑誌で、日本では老舗の工学系の雑誌のようです。 

こちらから、ダウンロードすることができます。

全国介護者支援団体連合会交流会参加報告 (中村)

 令和393日に全国介護者支援団体連合会交流会に参加させていただきました。

3つの分科会に分かれての交流会でした。

分科会1  老々介護の行く末〜介護者が要介護者になったら〜

分科会2 アウトリチ活動の課題〜宅配弁当と家事·介護サービスにおける介護者との関わり合いについて〜

分科会3 オンラインでの取り組みの紹介〜お寺でのオンライン家族会の取り組みから見えてきたメリット·デメリットと今後の展望〜

わたしは分科会3に参加 浄土宗寺院が全国17箇所の寺院を用いてコロナ禍の介護者カフェの取り組み、オンライン、オフラインカフェの取り組みを知ることができました。

コロナ禍の分離と孤立の問題点、地域密着の問題点

繋がり続けるためのオンライン手段と活用問題

様々な工夫をしながらつながること繋がり続けることが介護者支援の一歩

ハッピーネットの活動もコロナの影響を受け、リアル開催はなかなかできませんが、様々な工夫を行いながら繋がり続けていきたいと思います。

 

全国介護者支援団体連合会ホームぺージ

第3回 全国介護者支援団体連合会情報交換会参加報告 (中村)

令和2年度 第3回全国介護者支援団体連合会 情報交換会」に堀代表の代理として参加させていただきました。

 介護者や活動の現状・コロナ渦での活動の工夫など2グループに分かれ共有した後介護者支援NOWとして埼玉県のケアラー支援条例と施策化・北海道栗山町のケアラー支援条例の成立と経緯などをお話しいただき、全てのケアラーが健康で文化的な生活を営むことができる社会を実現にむけての動きを知ることができ、コロナ禍でもつながりを作っていっている栗山町の動きは多くの市町村で実行してほしいです。

 日本ケアラー連盟では2月27日と3月27日のフォーラムを予定されているとのこと近日ホームページで紹介されるようです。ぜひチェックしてください。

日本ケアラー連盟 ホームページ 

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 今年の2月にあるご縁があって、大村知事さんに介護ロボットの社会への落とし込みの要望書を提出する機会をいただきました。そのことが、ある団体の機関誌に下記のように掲載されました💛掲載いただきましてありがとうございます。

 実は、私はテクノロジーが嫌いで、いまだにスマホが怖いと言ってガラケーです。こんな私ですから、2年前まではバリバリのロボット反対派でした。 

特に、アザラシ型ロボット・パロなどは、使えないロボットの代表とまで思っていました。 

しかし、シンポジウムの演者として介護ロボットの話をすることになり、パロを2か月借りて、意識が180度変わりました。

今では、良い介護ロボットを適切に使うことで、短期的には慣れ等の問題もあるので大変なものの、長期的には仕事の効率や生産性を上げるものであると考えるようになりました。 

特に、介護ロボットやAIなどを扱える人材は、それなりの知的レベルが要求されます。介護職の社会的地位を上げることにもつながるのではないかと期待をしています。

 また、普及にあたっては、介護ロボットを購入しやすくするだけでなく、介護ロボットを扱える人材育成が重要だという結論に達しました。普及だけでなく、人材育成も要望書には書いておきました

馬車の時代から自動車の時代に転換があったように、現在は、「ロボットとの共存」や「ロボット革命」という時代の転換がなされつつある時代です。 

その一端にちょっとでも関わることができていることに、喜びを感じています。 堀 容子

 

2018210日に愛知県の大村知事に要望書を提出しました。パロとも触れ合っていただきました。



 33日に新たな笑み筋体操®アドバンストSインストラクター2名誕生しました。

 柏木 聖子さま

 小菅もと子さま

 おめでとうございます。小島理事、ロボットセラピストのCOCO、はな、豆助も参加し、お祝いをしました。


 最終講義は、笑み筋体操®講座の要請があった事業所等と、打ち合わせをはじめ、講座内容の目標やシラバス等を設定され、受講生からのアンケートや様子から目標が達成されたかどうか?についてのモニタリング等の発表をされました。

 素晴らしい発表で、聴講した私も沢山の学びがありました。ありがとうございました。

 更なるご活躍を祈っております。

さて、ロボットセラピストとして活躍中のCOCO は、代表と東京のお仕事を終え、名古屋に戻ってきました。そこで、ホームクリーニングをおこないました。

パロクリーナーのスプレーを吹き付けて、固く絞ったタオルでゴシゴシ拭き取ります。汚れの目立つところは、これを繰り返します。本来ここでドライヤーで乾かすのですが、持っていなかったので、ざっと乾いたタオルで拭きました。あとは、櫛で毛のもつれをほぐしていきます。毎晩代表と一緒に寝ていたCOCO

 毛のもつれとかなり格闘し、1時間ほどかけて、全体のもつれをときほぐしました。 

仕上げにブラシで毛並みを整えて、ふわふわが蘇りました。


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